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お米が出来るまで
お米の育て方は地域により差がありますが、新潟県では3月〜4月に育苗、5月に田植え、9月〜10月に稲刈り、となる場合が多いです。ここではお米が出来るまでの流れをご紹介いたします。
■育苗(3月〜4月)
育苗=苗を育てることです。昔は田んぼの中に苗代(苗を育てるための田んぼ)を作り、種をまいて育てていました。現在は「育苗箱」「苗箱」と呼ばれる箱に土や肥料を入れ、自動種まき機で種まきを行います。消毒してから、うすく土をかぶせます。ビニールハウス内で日当たりや温度などに気をつけながら、1ヶ月ほどかけて苗を育てます。
短くても太くいのが良い苗で、細長いのは悪い苗。ハウス内と言っても温度の管理や日光の当たり方、水やりなどに細心の注意を払います。
■田植えの準備(4月〜5月)
田んぼを耕し、水を張ります。田んぼを耕す作業が「耕起(こうき)」。田んぼの土を砕いて柔らかくし、肥料を加えてよく耕し、酸素を吸わせることにより米作りに適した土にします。
耕した後に水を張り、表面を平らする作業が「代かき(しろかき)」。専用のアタッチメントを取り付けたトラクターを使います。田んぼの土と引いた水を混ぜてならします。田植えの作業がしやすくなりますし、水の深さを一定にすることにより、小さな苗を風や寒さから保護することにもなります。
■田植え(5月)
苗が10数cmほどに育ったら田植えです。田植え機を使い、一定間隔に苗を植えます。列の間隔は約30cm、1株3〜5本、株の間隔は15cmほど。昔は一株ずつ、手で植えていましたが大変な重労働でした。
苗は1週間ほどで根を張り、少しずつ葉を増やしながら成長していきます。
■水管理(5月〜7月)
田植え後に大切なのが水管理。田んぼに張った水は苗を雨風や寒さから守ります。水量は天気や生育状況に合わせて調整します。
■みぞ切り・中干し(6月〜7月)
ある程度成長したら溝を掘り、水を抜いて田んぼの土を乾かします。これにより空気中の酸素を土の中に取り入れることができますから、稲の根がしっかり伸び、肥料を良く吸収するようになります。
■除草・防除(6月〜8月)
稲の大敵は雑草、害虫、そして病気です。雑草があると養分を取られてしまいますから、除草は大切な作業です。いもち病などの病気、カメムシなどの害虫から稲を守るため、薬剤を散布して防除します。
■稲刈り(9月〜10月)
稲が十分成長し、稲穂が垂れると稲刈りです。平野部は9月中、山間部は10月に入ってからの刈り入れです。現在はコンバインを使うのでとてもスピーディ。脱穀も同時に行えます。


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